たまには忘れ物もいいかも?
なにかで失敗したり、悪いことが起こると嫌だけど、
でも、そうなったことによって起こるいい出来事だったり、いい出会いっていうのもあるよね。
先日、いつもテントセンに来て、自分で持ってきた本を待ち時間に読んでいるお客様がいるのですが、その日は珍しく何も持っていなかったので、
「あれ?今日は本ないんですか?」
って聞いたら、今日は忘れてきちゃったんです、、。
とのこと。
その方はいつも友達から勧められた本を読んだりしていて、自分では選ばない本を読んだりするのが楽しい。
っておっしゃっていたので、僕もお店の片隅に置いてある、<僕の好きな本>たちの中からその方が好みそうな本(小説)を選び、勇気を出してオススメしてみた。
よかったらどうぞ、って。
その日はちょうど滞在時間が長いメニューだったので、それなりに読み進めたところで、どうですか??って聞くと、
すごく面白い!!今日、本忘れてきてよかった!!
って。。
ホッ、、。
テントセンをオープンする前から僕は、お店に大好きな本をたくさん置きたいと思っていた。
できればその時々のトレンドを写した雑誌よりも、ずっと手元に置いておきたくなるような、自分の気持ちに引っかかるようなステキな本たちを。
オープンしたての時は、そんな本を結構置いていたのだが、思った以上に日立に来て本を読む方が少なかった。
車の文化だし、家庭を持った主婦の方が多いし、なかなかそんな時間が作れないのだと、僕も帰ってきて感じました。
そんなこんなで、お店もごちゃごちゃするの嫌だし、雑誌以外はあまり置いていなかったのですが、最近また僕の好きな本をさりげなく置いたりしていて、、
でもね、本当に好きな本てさ、
人に勧めるのって、すごく勇気がいるし、恥ずかしいし、怖いんだよね。
なんか自分の本性をさらけ出しているようで。(自分が書いたわけじゃないのにね笑)
特に僕は好きな本との出会いで、価値観やアイデンティティを形成していったような、そんな感覚も少しあるので。(そんなこと言ったら余計恥ずかしいか。笑)
じゃあ置くなよ!!
って話になるんですが。笑
でも逆に、共感を持ってくれたり、面白いと思ってくれるとめちゃくちゃ嬉しいわけです。
その逆は本気でヘコみます。人格否定されたみたいで。笑
なので、広い心で、ちょっと気になるな〜って方は、待ち時間などにどうぞ。
自由にお貸ししますので、おうちでゆっくり読んでください。
あと、本好きって言っても、僕読むの遅いし、たいしてたくさん読んでるわけでもないので、すごいマニアックな本とかがあるわけでもないですからね。悪しからず。
ちなみに僕が一番好きな作家さんは白石一文さんです。(先生には失礼ですがこれは誰とも共感したことがない・・・涙、笑)
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和田マサカズ