お客様へのラブレター
前の職場(momo)の時のお客様からバームクーヘンが届いた!
(momo送別会のブログ)
僕の担当のお客様じゃなかったのですが、先日急にお店に電話かかってきて、
「ご開業おめでとうございます」
「今日momoに言った時に和田さんのお店のお話伺ったの」
って。
う〜う〜泣
うれし〜ね〜
そのお方は80代のご年配の方なんだけど、もうずーっとmomoに通ってくれていて、いつも電車に乗って月に1回、毎月来てくれていたんです。
だからね、僕が髪を切っていた訳ではないんだけど、毎月お会いするたびに、言葉を交わし、お話ししていたんです。(1度だけ担当がお休みの時に切らせてもらった事があります)
お年は召していたけど、さすがにいつも原宿の美容室で髪を切っているだけに、すごくオシャレで、カッコよくて、とても可愛らしい素敵な方だったのですが、やっぱり施術中(カラーの時など)は「眼鏡を外すと文字が見えないのよ」って言って、雑誌を読んでもいつも写真だけを眺めていたんです。
だから僕も時間がある時はなるべくお話しさせてもらおうと思って、いつも楽しいお話をさせてもらっていました。
いつもその方は、髪を綺麗にしにくるのはもちろんだけど、それと同時にスタッフ達の顔を見に来てくれているような、そんな感じでした。
だから毎月お会いしていたのが、今は会えなくなってしまったのでちょっと寂しいですね。
今になって考えてみると、僕がmomoにいた期間10年ちょっとを、毎月会っていたと考えると、もう100回以上お会いしていた事になるんですね。
そう考えるとすごいな〜
1度だけね、その方がmomoに向かう途中と、僕がmomoに出勤する時に表参道の駅でばったりお会いしたことがあって、一緒にmomoまで歩いて行ったことがあるんです。(徒歩10分ぐらい)
その時もね、すごく感じたんですよ。
まだまだその方は元気だけど、それでも小さい体で一歩一歩ゆっくり噛み締めるようにmomoに向かっていくんです。
あ〜OOさんはいつもこうやって髪を切りに来てくれているんだな〜って。
すごいな〜、ありがたいな〜って。
「私歩くの遅いからどうぞ和田さん先に行って下さい」ってその時は言ってくれてたんだけど、一緒に歩かせてもらって、僕はとても貴重な体験をさせて頂きました。
でね、いつもmomoから帰る時は、スタッフ1人1人に手を振って挨拶してくれて、とても名残惜しそうに帰っていくんです。
だから僕はいつも家まで送って行きたい気持ちで一杯でした。(多分それは迷惑でしょうけどね、、、)
やめて、5ヶ月たった今も僕の事を覚えていてくれて、気にかけていてくれて、とても嬉しいです。
いつまでも元気で素敵でいて下さいね。
僕もいつも見守られている気持ちで頑張りますね。
テントセン和田