momo卒業
8月31日を持ちまして、遂に10年半勤めた表参道のヘアサロンmomoを卒業しました。
自分のイメージとしては何となくサラーッとやめていくのかなーと思っていましたが、本当にたくさんのお客様に見送られ、とても幸せな最後を送れました。(涙)
本当にありがたい事です。
そして、最後の営業後、約束の新大久保での韓国料理のはずが、、、
momoスタッフ「和田さん、ちょっとお店の外で待っててもらえますか?」
和田「え、わかったけど、韓国料理のお店予約したんでしょ??間に合うの??」
momoスタッフ「あぁ、まあまあ、、」
和田「も〜、そういうサプライズもう怖いからさ〜、いいからさ〜、俺まだ最後のブログ書いてないし、早くしてよ〜〜」
momoスタッフ「はいはい、わかりましたよ〜♪」
・・・・・・
momoスタッフ「和田さん入っていいですよ〜〜♪」
和田「えええええ〜〜〜〜〜〜!!!!!!」
「マジか!!そういう事だったのか!!」
まさかまさかのサプライズでmomoの店内での送別会!!
即席のテーブルの上にはたくさんの料理が!!
momoの代表、小倉さんからは今話題、ニコライバーグマンのお花!
スタッフみんなからもたくさんの贈り物
手作りのフォトブック
お絵描き大好き天才MICOちゃんから
そしてさらにサプライズ〜〜〜
元momoスタッフのエミールこと恵美君とトッシーこと戸嶋さんまで!!!
ここで実は私あまりにもびっくりしすぎて大号泣、、、
大好きなmomoのご近所ZIPZAPのケーキとともに
そしてさらには元スタッフのかなえちゃんまで!!(ちなみにこの2人は同じ時期に働いていないです)
僕を入れたらmomo卒業生4人での記念撮影(貴重)
みんなで
カメラマン変わってもう一回
僕がmomoに入って約10年、今までやめていったスタッフは何人もいて、その度に送別会はしていったけど、僕が自分で言うのもなんだけど、こんな盛大な送別会は見た事なかった、、。
だから、想像もつかなかった、、。
本当にありがたくて、もったいなく思う。
とても不思議で、まるで他人事のようです。
この数日間、約半月ぐらい、いったいなんだったんだろうと思う、、。
先日のブログでも書いたように、あまりにも周りが騒ぐけれど、僕はあくまで美容師で、僕の仕事はいらっしゃったお客様をキレイにして喜んでもらうだけ。
つまり、みんなが少しでも幸せになる為にお手伝いをする<影>のような存在だと思っています。
でも、この半月は、毎日毎日まるで僕が主役のようでした。
みんなが僕の話(新しいお店の事など)を聞き、みんなが髪は全部お任せするからって、僕のやりたいようにやらせてくれて、一緒に写真撮ってください!って言われ、そしてみんなプレゼントまで持ってきて、、。
これじゃあ逆じゃんって。僕は主役じゃないから〜
ん〜、美容師って何なんだろうな〜?
改めて考えさせられました。
ある方のお手紙にこう書かれていました、
「私にとって和田さんは、日常であり、非日常でもある、、そんな特別な存在でした」
美容室は1ヶ月〜2ヶ月に一度の非日常的な特別な空間、いつもよりちょっとオシャレして、少し背筋がピンとして、仕事の事とか悩みとか、ちょっとの間忘れちゃう。
だけど、通いなれた美容室は私の事もみんな知ってくれているし、居心地がよくて自分にとってとてもいい空間。
自分の居場所。
そんな場所を作れたらいいな
最後に僕は、momoを辞める事によって、皆さんとの関係性を知り、そして僕というものをまた少し知り、そして僕が今までやってきた仕事についても少し知り、美容師というものについてもまたその先を知り、、、
とても勉強になり、経験になり、そして別れという痛みを知り、そして愛を知り
また一歩進めたように思います。
みんなに出会えてよかった。
momoで働けてよかった。
美容師やっててよかった。
ありがとう。
これから出会う新しいお客様達に、この想いを繋いでゆきます。
みんなの想いはこんなに重かった(笑)